2018年4月26日に、高知県室戸市にオープンしたむろと廃校水族館に子どもと行ってきました。
地方の田舎にありながら、開館4ヶ月目にして、入場者4万人を突破した魅力とは何なのでしょうか?
実際に行ってみた感想をご紹介します。
念のための基本情報
場所、車でのアクセス
〒781-7101
高知県室戸市室戸岬町533番地2
元椎名小学校。
国道55号線をひたすら走ると、海と反対側(山側)にあります。
周りにはほぼ何もない道なので、水族館の看板が出てくるとすぐ分かります。
駐車場は?
元運動場だったスペースが駐車場。満車の場合は、臨時近くに駐車場が設けられています。
係員が誘導してくれました。
当日は混んでましたが、臨時駐車場には何台か空きがあり。(AM11時ごろ)
駐車料金は無料です。
料金は?
- 高校生以上…600円
- 中学生以下…300円
- 未就学児…無料
多くの水族館が、入場料2,000円程度なのに比べると、かなり良心的な値段設定〜
食事は?
水族館内にごはんを食べる施設は一切ありません。
小さなカフェすらもない。
受付の横に、500円弁当が10パックほど売られてましたが…。食べる場所は、外に出て食べるくらい。
今後はランチまで食べられるお店ができると便利ですね。
ちなみに、周辺でおすすめの食事処は、高知方面に車で15分ほどの「道の駅キラメッセ室戸」。
レストランもあるし、隣接した市場では、お惣菜やパンも売ってます。
アイスクリームやコロッケも人気ですよ~。水族館よりこちらのほうが混んでるかも^^;
あとは、国道55号線を走っていると、数軒ですが個人経営のカフェがあります。
むろと廃校水族館 レビュー
臨時駐車場に停めたので、メイン入り口ではないのですが、メインの脇の入り口。
入場口です。この日は並んでて3分待ち(笑)
開館・閉館が始業・下校と書いてあったり、懐かしい学校の椅子が置いてあったり。
「廃校」水族館らしさを出していて、なかなか面白そう。
入場券はシールでした。子供が喜ぶありがたい工夫。
入ってすぐ、こんな張り紙が。
全校生徒3名だったんですね…。そりゃあ廃校にもなるわ。高知の過疎化を実感します。
入って右手。元プールが、大型水槽に!上から眺めた様子です。
ほぼ日陰はないので、帽子があった方がいいです。
この日のプール水槽のメインは、シュモクザメ。小型の魚を引き連れて、悠々と泳いでました。
室戸近海で獲れた魚を展示しているようで、時期によって内容は変わりそう。
プールにはウミガメも5-6匹。
なぜかみんなプールの角にいました。みんな甲羅が傷ついていたのは、捕獲した時についたものかな。
校舎内に入ります。2階がメインの展示。1階まで吹き抜けになった大きな水槽が3-4個あり、それぞれウミガメ、エイなどが泳いでました。
これだけ近くで見られるのは、迫力あり。子どもも食いつく!良い写真も撮りやすい。
途中、いたるところに学校を感じさせる工夫が。
廊下に身長計。自由に測れます。
理科室を利用した展示室。大人には懐かしいですよね。
その他、アコーディオンが置いてあって弾けたり、図書室の本は自由に読めたり。子供にせがまれて、休憩ついでに絵本を1冊読みました。
全体の感想
子どもとゆっくり回って、全部で1時間くらい。
規模は大きくはないけれど、流しを利用した触れる展示があったり、大型水族館にはない面白さがあります。
廃校だけど、キレイに改修されており、トイレも新しくて清潔。
珍しい魚がいなくても、目を惹くウミガメやエイがたくさんいて、子どもには十分楽しめます。
廃校ならではの学校施設を利用した展示は、大人には懐かしく、子どもも飽きないところが魅力だと感じました。
さいごに
むろと廃校水族館。田舎にできた人気施設。
4歳の娘は「カメがたくさんいた」と楽しそうでした。
また違った魚が入って(漁ついでに捕獲されて)、内容が変わったら行ってみたいです。